「ジムコリンズ著『ビジョナリーカンパニー2』でGood to Greatには成功できた偉大な企業たちでも、今日の環境下で偉大さを継続することは困難である。彼らに足りなかったものは何か。それは変化への適応だ」(プロセスワーク研究所元CEOスティーブン博士)
組織開発の主要な目的は「組織が常に直面する変化によりよく適応すること」だと思いますが、プロセスワーク(プロセス指向心理学)はそのための有効なメソッドです。
「組織開発リーダー養成講座」はプロセスワークを組織開発に本格的に応用した実践的プログラムとして2年前スタートし、事業会社のマネジメント及び社内組織開発コンサルタント(人事部及び研修子会社のメンバー)、独立系コンサルタントの方々にご参加頂きました。
今回は名古屋では初となる全6回の講座を開催いたします。
セミナー料金:129,600円(税込。全6回18時間。1人あたり価格。ケース代・教材代含む)
※ご請求書払いも可能です。ご希望の方はお問い合わせ下さい。
定員:16名(最少催行人員6名)
日程:9月16日(日),9月30日(日),10月14日(日),10月28日(日),11月11日(日),11月25日(日) 各回とも13:30-16:30)
会場:名駅セミナーオフィス
(お申し込みいただいた方に詳細をお知らせ致します)
お申し込み先:https://od-processworknagoya1.peatix.com/
受講対象:
□ 企業組織内部の方
- 経営者、管理職の方
ー 社内ファシリテーター
ー 経営企画部、人事部に関わる方
ー 組織開発、人材開発、ダイバーシティ推進関連部署の方
□ 組織コンサルタントやチームに関わるコーチ、ファシリテーター
PDF形式のパンフレットは下記リンクをご覧ください
テキスト抜粋
個人と集団の深層心理の両方を扱うプロセスワークは、ユング派の心理学者アーノルド・ミンデル博士によって1970年代に始められました。ミンデル博士は個人にフォーカスしていた心理学をNLPや家族療法も取り入れながら集団に適用する道を開くことで、大きな社会的な葛藤(国際的な紛争など)や組織変革やエグゼクティブコーチング等の企業文脈にも応用され現在も発展を続けています。日本では、U理論や学習する組織などとも融合して、組織開発コンサルタントたちの間で近年急速な広がりを見せています。組織文化とリーダーシップ、変革に伴う組織内の葛藤など組織開発の代表的なテーマを扱う際に有効な視点と枠組みを提供することに加えて具体的なエクササイズ(介入)も提供できるのが強みです。
ご参考コラム:https://balancedgrowth.co.jp/column/odchapter21.php
松田 栄一
バランストグロース・コンサルティング・株式会社 代表取締役社長。システムコーチング、AI(Appreciative Inquiry)、ワールドカフェ、アクションラーニング(質問会議)を始めとする様々な対話手法とMBAに代表される左脳的アプローチを統合して様々な企業に対して組織開発コンサルティングやリーダーシップ開発を実施している。米プロセスワーク研究所の元CEOスティーブン博士の12年前の来日以来、親交を深めるとともに、プロセスワークの企業組織への応用に関して多くの経験を持つ。
松村 憲
バランストグロース・コンサルティング・株式会社 取締役。日本プロセスワークセンター理事。個人と集団の様々な問題(葛藤)に対して、プロセスワーク理論の側面からコーチング、ファシリテーションを行なう。バランスト・グロースでは組織開発コンサルティングをプロセスワーク理論の側面からサポートしている。著書に『日本一わかりやすいマインドフルネス瞑想”今この瞬間”に心と身体をつなぐ』BABジャパン2015。共訳書に、「プロセスマインド?プロセスワークのホリスティック&多次元的アプローチ」(A.ミンデル著2012年春秋社)がある。企業に対しても組織文化診断を活用して、組織変革やリーダーシップ開発の実績も持つ。
スティーブン・ストークボーダー博士
バランストグロース・コンサルティング・株式会社 顧問。博士は、南アフリカ出身で現在はオレゴン州ポートランドを拠点に、国際的なコンサルタント、トレーナー、ファシリテーターとして活躍しています。彼は、多様性の問題、チームビルディング、エグゼクティブ開発や組織の葛藤など幅広い状況に取り組んできました。国連、ブリティッシュ・コロンビア大学やエサレン研究所などの非営利組織、Intel、SAB、Citi、Investec Bank、Woolworthsなど民間企業とも仕事をしてきました。
2017年バランストグロース・コンサルティング・株式会社 顧問に就任し、組織開発リーダー養成講座のプログラム全体の助言及び上級プログラムの講師を担当いたします。