社会の変化に対応する組織の新しいあり方を模索している方々にとって、『ティール組織〜マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現」(フレデリック・ラルー (著) 2018年 英治出版)はインスピレーションを刺激する本として支持されているようです。
その”ティール”と同じく、生物学を経営コンセプトに据えて自律分散型の素晴らしい組織運営をされているのが前川製作所です。
いまでは世界で4000人を超える社員を抱えるグローバル・ニッチ・トップの優良企業で、そのユニークな組織運営は野中郁次郎氏、清水弘氏らも着目してきました。組織開発的にも非常に興味深い事例なのでかねてより非常に興味を持っていたのですが、先日ご縁あって前川正雄顧問とお話する機会を得て、大きなヒントを頂きました。
今回のブッククラブでは、組織の活力を引き出すために重要なことは何かについて
「マエカワはなぜ「跳ぶ」のか」(前川正雄著 2011年ダイヤモンド社)を取り上げながら参加者と対話していきたいと思います。
課題図書を読んでいなくても参加可能です。
また、カジュアルな勉強会として缶ビールとスナック付きでリラックスした雰囲気で皆さんと組織論談義ができれば幸いです。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
【開催概要】
日時:2018年7月6日(金)19:00-21:00
会場:バランスト・グロース・コンサルティング株式会社オフィス
参加費:3,000円
【アジェンダ】
プロセスワーク心理学から見た組織変革・進化の特徴〜どのようにしてエッジを越えてきたのか
野生の力を持った哲学者集団を生む組織の仕組み・仕掛けと哲学〜あえて分析的に見てみると
前川型(新日本型)ティール組織は、普通の会社でも取り入れられるのか?
【ファシリテーター】
松田 栄一(まつだ えいいち)
バランスト・グロース・コンサルティング株式会社代表取締役
東京大学経済学部卒業後、日本電信電話株式会社(NTT)に入社。NTTグループのシンクタンクである情報通信総合研究所に出向し、主に日米電気通信事業者の資本政策や管理会計に関する調査研究・コンサルティングに携わる。その後、NTTにおいて海外進出時のブランド戦略、NTTコミュニケーションズ設立時の広告戦略を手がけた後、MBA教教育を手がけるグロービスにて企業内研修部門マーケティング統括リーダーを努める。現在はバランスト・グロース代表パートナーとして企業に対して組織開発領域を中心とするコンサルティングを行う他、経営戦略、リーダーシップをテーマにした企業研修等の講師も務める。