講師陣が執筆した「組織が変われない3つの理由」が日本能率協会マネジメントセンターより2023年12月27に出版されます。
本講座はICF認定CCE(Continuing Coach Education)発行セミナー(20単位)です。
「組織開発コンサルタント養成講座」は、個人と組織の変容心理学であるプロセスワークをベースにして、企業の管理職や社内外組織コンサルタントの方々が、「組織の状況を見立て、適切な介入計画を立てる力」を強化していくことを目的としています。
各回2.5時間、全9回のカリキュラムは「組織心理構造分析パート」と「組織変革デザインパート」を交互に学ぶことでプロセスワークの持つ心理面の変化を体感する側面と、組織変革の全体像を俯瞰する側面の両方を統合的に学べるよう構成されています。
このプログラムは、
①日本における組織開発のレジェンドであるリクルートのDNAを継承し、
②個人と集団の変容の心理学「プロセスワーク」の国内随一の英知を注ぎ込み
③米国MBAの組織論とケーススタディによる学習メソッド、そして外資系コンサルの戦略論・組織論を導入している点で、
唯一無二の存在であると講師陣は自負しています。
2024年1月20日開始回に関する説明会はすべて終了しました。
以下のユーチューブにて12月11日の説明会の動画をご視聴いただけます。
【説明会内容】(1時間)
・組織開発とは何か?
・我々のプログラムの独自性
・コングルーエンスモデルとは
・プロセスワークとは
・プログラムの全体構成
・質疑応答
【受講対象】(主催者側が想定している対象者イメージです。該当しない方もご受講歓迎です)
組織経営を支援する方々
・経営コンサルタントや士業の方々
・独立コーチやファシリテーター、講師業の方々
企業組織内部の方
・経営者、管理職の方
・経営企画部、人事部に関わる方
・組織開発、人材開発、ダイバーシティ推進関連部署の方
第1回 組織におけるプロセス構造(1)
第2回 組織におけるプロセス構造(2)
第3回 英国大手流通企業A社の企業変革事例(A)
第4回 英国大手流通企業A社の企業変革事例(B)
第5回 組織におけるプロセス構造(3)ゴーストロール
第6回 製造業の部門間葛藤の変革事例1
第7回 製造業の部門間葛藤の変革事例2
第8回 組織におけるパワーの複雑性とランク
第9回 統合演習
【組織開発コンサルタント養成講座実施日程】(説明会の日程ではありません)(全てオンライン開催)
第1回 組織におけるプロセス構造(1) 2024年1月20日(土)9:00~11:30
第2回 組織におけるプロセス構造(2) 2024年1月27日(土)9:00~11:30
第3回 英国大手流通企業A社の企業変革事例(A) 2024年2月3日(土)9:00~11:30
第4回 英国大手流通企業A社の企業変革事例(B) 2024年2月10日(土)9:00~11:30
第5回 組織におけるプロセス構造(3)ゴーストロール 2024年2月17日(土)9:00~11:30
第6回 製造業の部門間葛藤の変革事例1 2024年2月24日(土)9:00~11:30
第7回 製造業の部門間葛藤の変革事例2 2024年3月2日(土)9:00~11:30
第8回 組織におけるパワーの複雑性とランク 2024年3月9日(土)9:00~11:30
第9回 統合演習 2024年3月16日(土)9:00~11:30
【組織開発コーチ養成講座 受講費用】
25万円+消費税
●西田 徹
バランスト・グロース・コンサルティング株式会社 取締役。一般社団法人 組織開発コーチ協会 理事。リクルートにて、360度評価、感受性訓練、MBTIなどを組み合わせた組織開発手法RecruitOD(ROD)のセールスと商品開発を担当後、ニューヨーク大学(NYU)にて経営学修士MBAを取得。ボストンコンサルティングにて経営戦略、組織戦略、人事制度などのコンサルティングを担当。グロービス講師などを経て現職。プロセスワークコーチングGCIファカルティ。共訳書に、「対立を歓迎するリーダーシップ」(A.ミンデル著2021年JMAM)、「対立の炎にとどまる」(A.ミンデル著2022年英治出版)がある。
●松村 憲
バランスト・グロース・コンサルティング株式会社 取締役。日本プロセスワークセンター理事。個人と集団の様々な問題(葛藤)に対して、プロセスワーク理論の側面からコーチング、ファシリテーションを行なう。バランスト・グロースでは組織開発コンサルティングをプロセスワーク理論の側面からサポートしている。プロセスワークコーチングGCIファカルティ。著書に『日本一わかりやすいマインドフルネス瞑想“今この瞬間“に心と身体をつなぐ』BABジャパン2015。共訳書に、「プロセスマインド-プロセスワークのホリスティック&多次元的アプローチ」(A.ミンデル著2012年春秋社)、「対立を歓迎するリーダーシップ」(A.ミンデル著2021年JMAM)、「対立の炎にとどまる」(A.ミンデル著2022年英治出版)がある。企業に対しても組織文化診断を活用して、組織変革やリーダーシップ開発の実績も持つ。
本講座の講師である、松村と西田が主体となり、次々とプロセスワーク(ミンデル他)の書籍を世に出してきています。
個人と集団の深層心理の両方を扱うプロセスワークは、ユング派の心理学者アーノルド・ミンデル博士によって1970年代に始められました。ミンデル博士は個人にフォーカスしていた心理学をNLPや家族療法も取り入れながら集団に適用する道を開くことで、大きな社会的な葛藤(国際的な紛争など)や組織変革やエグゼクティブコーチング等の企業文脈にも応用され現在も発展を続けています。
日本では、U理論や学習する組織などとも融合して、組織開発コンサルタントたちの間で近年急速な広がりを見せています。組織文化とリーダーシップ、変革に伴う組織内の葛藤など組織開発の代表的なテーマを扱う際に有効な視点と枠組みを提供することに加えて具体的なエクササイズ(介入)も提供できるのが強みです。
【共催】バランスト・グロース・コンサルティング株式会社・一般社団法人 組織開発コーチ協会