【背景(クライアントの状況と問題意識)とテーマ】
・深刻な顧客クレームが繰り返し起こる状況を改善するために、業務改革系のコンサルタントを1年前から投入しかなりの金額と労力を投入したが、状況が改善するどころか、プロジェクトにアサインされたメンバーのコミットが一向に上がらない。
・多くの関係者が、現状のままコンサルタントの契約が終了したら、間違いなく大きな問題が起きると認識しているにもかかわらず、一肌脱ぐ、ぐらいの犠牲心を持って取組もうとする人が皆無という状況。
・そうした中で、同じ事業部内の部門横断で、それぞれの不満を吐き出すとともに、お互いの立場にも立ち、何が自分達の変革をとめているかを明らかにし、上下ともに変革に向けてベクトルを揃えるような対話の設計と運営(ファシリテーション)を我々が行った
【チーム開発プログラムの仕立て】
1回目 リーダー~ミドルリーダーを集め、組織長とのリーダーズ・インテグレーション
2回目 特定のWG(2018年4月から開始しているプロジェクト活動)メンバーを集めての対話
3回目以降 WGのリーダーへのコーチング
【成果】
事業部長(執行役)?グループリーダー(次期課長)課長までのベクトルが揃い、変革チームとして1枚岩になった。この活動の中で当初リーダーシップがないと非難されていた部課長がマネジメントとして1段覚醒し、変革のリーダーシップを発揮し始めた。